11/08/26引越しを機に買いましたシ リーズ2<デジカメ:ニコン P300>

我が家はあまりに写真好きということで、僕と嫁がそれぞれデジカメを持っています。僕はキャノンのS90、嫁はフジのF31を使っています。デジカメに詳しい方ならわかると思いますが、どちらもなかなかの名機です。一眼はどうしても携帯性の面で劣るので、手軽に持ち歩けるクラスで高性能のカメラ(俗に言うハイエンドコンデジ)に惹かれます。
フジのF31は高感度とスペックバランスに優れ、一部では神機とまで呼ばれていましたね。画素なんて、L版プリントには必要なりませんので、せいぜい600万画素あれば十分。画素を抑えた分、大型の1/1.7CCDが優れた高感度を実現してくれました。筐体がやや大型なのですが、その分、580枚も撮影できるバッテリーの持ちの良さも魅力でした。もう、こういうカメラは出ないでしょうね。この頃のフジは輝いていました。しかし、手ぶれ補正導入に遅れ、業界は不要な高画素競争に突入し、フジのマーケティングもF11→F31と続いた低画素、高感度路線を捨ててしまった辺りから迷走が始まりました。今では、フジのカメラには全く魅力を感じません。(噂のX10(X50?)は気になっていますが)
大切に使ってきたF31ですが、とうとうシャッターが降りなくなってしまいました。おそらく可動部品の磨耗かと思われます。これを機に、買い替える決断をしました。嫁の使うカメラなので、かわいらしいデザインのカメラが良いかなと思いました。キャノンの31S辺りは女性らしいデザインながら、F2レンズと魅力的なレンズを搭載していたので、第一候補でした。けれども、カメラ選びは僕に一任してくれるとのことでしたので、ニコンのP300にしました。無骨な角ばった黒いボディは玄人好みですが、それでも良いと言ってくれました。それでは、ニコンのP300をコンデジスペック厨の僕が自分なりに簡単に解説してみます。
○メーカー:ニコン
ニコンと言うと、どちらかといえば一眼のイメージの方が強く、コンデジにはあまり力を入れていないイメージがあります。しかし、キャノンのS95、オリンパスのXZ-1あたりが売れ始めて、待望のハイエンドコンデジを投入してきました。
○型番:P300
Pとはパフォーマンスの略だそうです。一方、Sシリーズはスタイリッシュな製品群のようです。
○デザイン
カメラ好きには概ね好評なデザインだと思います。重さも全く気になりません。軽すぎるとブレやすいので、このくらいの重みは必要だと思います。
○レンズ:F1.8-4.9 24-100mmズームレンズ
明るい!このクラスでワイド側F1.8のレンズは魅力です。室内撮りで威力を発揮してくれると思います。テレ側の暗さは仕方ありません。望遠で撮る時は明るい屋外が多いだろうと割り切りました。
広角24mmは初めてなのですが、かなり広いですね。室内で撮影には強力に役立ちます。歪みもあまり気になりません。
○センサ:1/2.3型裏面照射CMOS
今ではCMOSが主流ですが、ハイエンドコンデジではまだまだ1/1.7CCDが主流です。ここが評価の分かれ目。P300否定派はここを攻めてきます。センサが1/2.3と小さい!僕もこのスペックが気になっていました。
使った印象ですが、明るいレンズと光を拾い易いCMOSの組み合わせで、薄暗い室内でもシャッタースピードが稼げ、ほとんどぶれません。明るい屋外はCCDの方が分があると言われていますが、素人には十分です。CMOSセンサはソニー製だと思われますが、現在、世の中にコンデジ用1/1.7型がないので仕方ありません。
CMOSの特徴である高速処理を生かした、夜景撮影時の連射合成やスイングパノラマを楽しめるし、悪くないと思います。
○感度:ISO160-3200
低感度が160からというのが意外でした。レンズとセンサのスペックから、この感度が限界なのでしょうか?高感度は3200までで十分だと思います。最近は12800とかありますが、ノイズまみれで使い物になりません。
○バッテリ
撮影枚数240枚は一般的だと思います。旅行には予備バッテリは必須ですね。ロワ製のバッテリを購入予定です。充電方法はAC充電とUSB充電が出来て便利です。
○操作性
フラッシュ
ポップアップ・ダウンタイプです。使うときは、わざわざフラッシュを手動で出さなければなりません。S90の場合は自動でアップ・ダウンするのですが、これだと不意にポップアップしてカメラを落としそうになったり、ポップダウン時に指を挟んだりするので、むしろよいかもしれません。
録画ボタン
便利です。ダイヤルをまわさずとも、1アクションで動画が撮れます。ただし、ボタンを押してから、録画開始まで若干タイムラグがあるので、撮りたいと思った瞬間に取る事はできません。それでも、従来のように、ダイヤルを動画に合わせてシャッターボタンという動作よりは手軽で早いです。
連射合成
威力抜群です。この発想はすごい!夜に屋外で手持ち花火をしましたが、ほとんどぶれることなく、十分に明るい写真を撮る事ができました!
その他の操作
やや不満です。不満というのは、操作性が悪いというのではなく、キャノンやフジと異なるので、ニコンの操作に慣れる必要があります。具体的に言うと、アクション数が多いんです。例えば、マクロ撮影する場合、フジならば十字キーを1アクション、キャノンならば自動ですが、ニコンは十字キーでマクロメニューを呼び出し→設定に合わせ→決定と3アクションもあります。また、不要なファイルの削除も、1つのファイルを削除するのにゴミ箱キーで削除メニュー呼び出し→削除モード決定→決定と3アクション必要です。ちょいちょい削除する人には面倒に感じると思います。ある程度撮影してから削除する方の場合、画像選択削除があるので、むしろ便利だと思います。この辺は設計思想の違いなので、慣れていく必要があるとあると思います。
総評としては、とてもバランスのよいカメラに大満足です。外見から、難しそうに見えますが、ライトユーザーでも十分に使いこなせると思います。購入してからオートと夜景モードでほとんど済んじゃいます。値段も25,000円を切るくらいになってきていますので、デザインが許容できるならば、購入して損はないカメラだと思います。
そろそろ、キャノンのS95後継機やフジのX100の小型が発売になると思います。ハイエンドコンデジから目が離せませんね~!
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